政大機構典藏-National Chengchi University Institutional Repository(NCCUR):Item 140.119/78040
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    題名: 川上弘美文學之後現代戀愛
    Postmodern Love in Kawakami Hiromi’s Literary Works
    作者: 陳婉瑜
    Chen, Wan Yu
    貢獻者: 黃錦容
    陳婉瑜
    Chen, Wan Yu
    關鍵詞: 川上弘美文學
    越界
    變身
    後現代戀愛
    川上弘美文学
    越境
    変身
    ポスト恋愛
    日期: 2015
    上傳時間: 2015-09-01 16:07:19 (UTC+8)
    摘要: 本論文對於川上弘美文學作品之後現代戀愛進行研究。以越界和變身、後現代的身體性、戀愛的不可能性以及後少女的戀愛為各章標題進行探討。透過川上弘美對於異界空間的幻想、日常和非日常的轉換和後現代戀愛之型態和不可能性等議題,筆者針對川上弘美文學當中,異界空間、戀愛形態、死亡描寫等特徵進行考察。並且比較在東日本311大震災之後,川上弘美文學的變化。
    本論文は川上弘美文学におけるポスト恋愛を研究する。
    各章のテーマは越境と変身、ポスト現代の身体性、恋愛の不可能性、ポスト少女の恋愛を分けられている。ここでは、川上弘美文学における異界空間への幻想、日常と非日常の変換とポスト恋愛の形態と不可能性などの議題について考察を試みる。さらに、東日本311大震災が発生した後の、川上弘美文学の変化を比較している。
    參考文獻: 參考文獻 (年代順)

    一、単行本 (テキスト)

    1. 川上弘美『蛇を踏む』、文春文庫、松浦寿輝解説、1999.8
    2. 川上弘美『物語が、始まる』、中公文庫、穂村弘解説、1999.9
    3. 川上弘美『神様』、中公文庫、佐野洋子解説、2001.10
    4. 川上弘美『溺レる』、文春文庫、種村季弘解説、2002.9
    5. 川上弘美『ニシノユキヒコの恋と冒険』、新潮社、2003.11.25
    6. 川上弘美『龍宮』、文藝春秋、2005.9.10
    7. 川上弘美『センセイの鞄』、新潮文庫、斎藤美奈子解説、2007.9
    8. 川上弘美『パレード』、新潮社、2007.10.1
    9. 川上弘美『神様 2011』、講談社、2011.9
    10.川上弘美『なめらかで熱くて甘苦しくて』、新潮社、2013.2.25



    二、単行本

    1.吉本隆明『共同幻想論』、角川書店、1968
    2.『岩波講座精神の科学5 食・性・精神』、岩波書店、1983.6
    3.江藤淳『成熟と喪失―“母の崩壊”』、講談社、1993.10
    4.渡辺和子『女性・暴力・人権』、学陽書房、1994.11
    5.富岡多恵子『性という情緒 富岡多恵子の発言1』、岩波書店、1995.1
    6.アンソニー・ギデンズ『親密性の変容―近代社会におけるセクシュアリティ、愛情、エロティシズム―』、而立書房、1995.7
    7.加藤秀一『性現象論 差異とセクシュアリティの社会学』、勁草書房、1996.1
    8.河合隼雄、大庭みな子(編集)『現代日本文化論2 家族と性』、岩波書店、1997.6
    9.宮本みち子、岩上真美、山田昌弘『未婚化社会の親子関係』、有斐閣、1997.7
    10.河合隼雄『母性社会日本の病理』、講談社、1997.9
    11.山田昌弘『家族のリストラクチュアリング 21世紀の夫婦・親子はどう生き残るか』、新曜社、1999.9
    12.東郷克美・高橋広満『近代小説〈都市〉を読む』、双文社出版、1999.10
    13.有賀美和子『現代フェミニズム理論の地平 ジェンダー関係・公正・差異』、
    新曜社、2000.1
    14.カトリン・アマン『歪む身体 現代女性作家の変身譚』、専修大学出版局、2000.4
    15.上野千鶴子『女という快楽』、勁草書房、2000.4.20
    16.カロリン・アマン『歪む身体 現代女性作家の変身譚』専修大学出版局、2000.4
    17.山田昌弘『近代家族のゆくえ 家族と愛情のパラドックス』、新曜社、2001.7


    18.ダナ・ハラウェイ, サミュエル・ディレイニー, ジェシカ・アマンダ・サーモンスン著 ; 巽孝之編 ; 巽孝之, 小谷真理訳『サイボーグ・フェミニズム』、水声社、2001.8.13
    19.加藤秀一『性現象論 差異とセクシュアリティの社会学』、勁草書房、2002.8
    20.竹村和子『愛についてーアイデンティティと欲望の政治学』、岩波書店、2002.10
    21.『ユリイカ 2003年9月臨時増刊号 総特集 川上弘美読本』、 青土社、2003
    22.青柳悦子「川上弘美―様態と関係性の物語言語化」、『女性作家《現在》』、
    国文学解釈と鑑賞別冊、至文堂、2004.3
    23.小松和彦『異界と日本人―絵物語の想像力』、角川書店、2003.9
    24.水田宗子『二十世紀の女性表現―ジェンダー文化の外部へ』、学芸書林、2003.11
    25.袖井孝子『少子化社会の家族と福祉』、ミネルヴァ書房、2004.12
    26.原善編「川上弘美の文学世界」『現代女性作家読本①川上弘美』、鼎書房、2005
    27.エステル・フリードマン『フェミニズムの歴史と女性の未来―後戻りさせない』、明石書店、2005.2
    28.加藤秀一、石田仁、海老原暁子『ジェンダー』、ナツメ社、2005.3
    29.しまようこ『「フェミニズム」という命の思想』、文芸社、2005.12.15
    30.大澤真幸『恋愛の不可能性について』、筑摩書房、2005.12.10
    31.牟田和惠、『ジェンダー家族を超えて―近現代の生/性の政治とフェミニム』新曜社、2006.4
    32.与那覇多恵子『現代女性文学を読む』、双文社、2006.10.2
    33.田中玲『トランスジェンダー・フェミニズムTransgender Feminism』、
    インパクト出版会、2006.2
    34.岩淵宏子・長谷川啓「埋められない距離の物語 センセイの鞄―川上弘美」、『ジェンダーで読む 愛・性・家族』、東京堂、2006.10
    35.斎藤環、『思春期ポストモダン成熟はいかにして可能か』、幻冬舍、2007.11
    36.竹田青嗣・山竹伸二『フロイト思想を読む 無意識の哲学』、日本放相出版協会、2008.3
    37.内田樹、『女は何を欲望するか?』、角川書店、2008.3
    38.斎藤環、『母は娘の人生を支配する なぜ「母殺し」は難しいのか』、
    日本放送出版協会、2008.5
    39.武川正吾・西平直『死生学3 ライフサイクルと死』、東京大学出版会、2008.7
    40.尾形明子・長谷川啓『老いの愉楽―「老人文学」の魅力』、東京堂、2008.9
    41.山口昭男『新編 日本のフェミニズム2 フェミニズム理論』、岩波書店、2009.11(出典:大越愛子「フェミニズム理論と哲学」『哲学』第四二号、日本哲学会、法政大学出版局、1992)
    42.井上俊・伊藤公雄『近代家族とジェンダー』、社会学ベーシックス第5巻、世界思想社、2010.1
    43.上野千鶴子『不惑のフェミニズム』、岩波書店、2011.5
    44.草柳千早『脱恋愛論 純愛 モテを超えて』、平凡社、2011.10
    45.加藤典洋『3.11死に神に突き飛ばされる』、岩波書店、2011.11

    46.岡野八代『フェミニズムの政治学 ケアの倫理をグローバル社会へ』、
    みすず書房、2012.1.16
    47..坪井秀人『性が語る』、名古屋大学出版社、2012.2
    48.田中東子『メディア文化とジェンダーの政治学―第三波フェミニズムの視点
    から』、世界思想社、2012.7
    49.斎藤環『原発依存の精神構造―日本人はなぜ原子力が「好き」なのか』、
    新潮社、2012.8
    50.井上俊、伊藤公雄『社会学ベーシックス 第5巻 近代家族とジェンダー』、世界思想社、2012.9.10
    51.松本和也『川上弘美を読む』、水声社、2013.3
    52.森岡正博『決定版 感じない男』、筑摩書房、2013.4



    三、参考文献(論文)

    1.清水良典「川上弘美覚書―フツウの<私>の行方」、『文学界』、1996.7
    2.井上ひさし「平成十三年度谷崎潤一郎賞発表 受賞作センセイの鞄」、中央公論新社、2001、第37回
    3.川上弘美・水原紫苑<『センセイの鞄』をめぐる恋愛対談―いつでも恋は、せつないです>、平凡社、月刊百科(465)、2001.7
    4.「『センセイ』の居酒屋はどこ?酩酊講義」、《東京人》、都市出版、2002.4、No.177
    5.川上弘美・田辺聖子「恋愛小説そもそもばなし」、『すばる』、集英社、24(5)、2002.5
    6.種村季弘「つまらない女が飼う」、川上弘美『溺レる』、文藝春秋、2002.9
    7.川上弘美・榎本正樹<川上弘美全作品を語る>、文藝42(3)、2003
    8.斎藤美奈子「川上弘美は溺レない」、『特集・川上弘美』、文藝、2003秋季号、2003.7
    9.小谷野敦<ペニスなき身体との交歓『神様』>、『総特集 川上弘美読本』、
    ユリイカ9月臨時増刊号、青土社、2003.9
    10.佐藤泉「古生物のかなしみ『蛇を踏む』」、『総特集 川上弘美読本』、
    ユリイカ9月臨時増刊号、青土社、2003.9
    11.川上弘美・穂村弘「恋人に期待なんてしない」対談、『総特集 川上弘美読本』、ユリイカ9月臨時増刊号、青土社、2003.9
    12斎藤環「身体を回避する虚構」、《文学界》2003.12月号
    13.青柳悦子「川上弘美―様態と関係性の物語言語化」、『女性作家《現在》』、
    国文学解釈と鑑賞別冊、至文堂、2004.3
    14.岸睦子、「神様」と「草上の昼食」そして「海馬」へ―<くま>と<わたし>の勘違い―、『現代女性作家読本①川上弘美』、原善編、鼎書房、2005.11
    15.川上弘美・田辺聖子<人生の「あらまほしき」を探して恋愛小説にこめる大人の法則> 、婦人公論、中央公論新社、2006.6
    16.伊原美好<川上弘美の「蛇を踏む」「センセイの鞄」から―ポスト・ジェンダー社会の中で「他者」との共存をさぐる―>、(Rim)アジア・太平洋女性学研究会会誌、第11巻第3号、城西大学ジェンダー・女性学研究所、2009.12
    17.ねじめ正一・川上弘美「運命の恋は水が満ち溢れるように」 、『中央公論』、2011.4月号
    18.川上弘美<3.11とデビュー作書き直し>、『サンデー毎日』90(47)、
    毎日新聞社、2011.10
    19.高橋源一郎・開沼博「対談 ポスト3.11を描く」、『文学界』、2012.3月号
    20.「100年保存大特集」-「震災はあなたの<何>を変えましたか?震災後、あなたは<何>を読みましたか?」、『新潮』、2012.4月号、新潮社
    21.川上弘美・松浦寿輝、<「闇」を内包するファンタジー>対談、「あたらしい
    ファンタジー」特集、『トリッパー』、朝日新聞出版、2012夏季号
    22.高橋 源一郎 、川上 弘美 『未来の読者へ「子ども」の小説と「原発」の小説を書いて』、新潮社、2012.7
    23.鈴木愛理「現代小説の教材価値に関する研究 : 川上弘美「神様」「神様2011」を中心として 」、広島大学大学院教育学研究科紀要. 第二部, 文化教育開発関連領域 Vol.61 2012.12
    24川上弘美<『なめらかで熱くて甘苦しくて』刊行記念インタビュー
     生きること、死ぬこと、セックスのこと>、『波』47(3)、新潮社、2013.3
    25.沼野充義<水、地、風、火、そして世界―川上弘美『なめらかで熱くて甘苦くて』論>、『新弔』110(4)、新潮社、2013.4
    26村田沙耶香<柔らかく形を変えていく「性」>、『トリッパー』、朝日新聞、2013夏季号
    27.川上弘美・高橋源一郎<哀しさと健康と なめらかで熱くて甘苦しくてものをめぐって>、「ユリイカ」、青土社、2013.7
    28.加藤典洋・高橋源一郎「沈みかかった船の中で生き抜く方法」、『新潮』、2014.10月号
    29.清野栄一「フクシマ後の世界で感じるズレと乖離」、『新潮』、2015.2月号
    30.宮台真司「終わりなき日常」が今も続く理由、『中央公論』、2015.4
    描述: 碩士
    國立政治大學
    日本語文學系碩士班
    100556001
    資料來源: http://thesis.lib.nccu.edu.tw/record/#G1005560012
    資料類型: thesis
    顯示於類別:[日本語文學系] 學位論文

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