政大機構典藏-National Chengchi University Institutional Repository(NCCUR):Item 140.119/78039
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    題名: 『椿說弓張月』論―以琉球王權論為中心―
    Japan
    作者: 賴宥羽
    貢獻者: 黃智暉
    賴宥羽
    關鍵詞: 馬琴
    椿說弓張月
    琉球
    人魚
    王權
    日期: 2015
    上傳時間: 2015-09-01 16:07:06 (UTC+8)
    摘要:   『椿說弓張月』(以下簡稱『弓張月』)為曲亭馬琴從文化四年(1807)開始耗時四年所完成的作品。故事中源為朝一行人雖然打敗妖仙人曚雲,但之後彼此卻互相推讓琉球王國的王位,而王位就一直空著沒有人繼承。在這之後打破僵局的契機終於出現。琉球的漁夫捕獲到稀有的人魚想要獻給為朝,但為朝沒有接受,之後讓給寧王女,寧王女也同樣沒有接受而轉讓給舜天丸。在彼此推讓的過程中時間一直流逝,最後人魚就因此而腐爛。
      在『日本書紀』中也有和上述相似的內容。『弓張月』中的內容可以推論是參考『日本書紀』而作成的,但『日本書紀』中漁夫所捕獲到的是鮮魚而並非人魚。因此,本論文以『弓張月』為對象,分析馬琴將鮮魚更改成人魚的理由,並檢討人魚與琉球王位繼承的關連,進而考察分析作中琉球的王權問題。
      本論文共有五章,第一章論述研究動機、目的與先行研究及研究方法。第二章分析當時江戶時代的國學者及政治家的琉球觀,進而探討當時人們對於琉球所抱持的看法。接著在第三章則先分析中國和日本的人魚傳說,再回歸『弓張月』探討人魚的出現所帶來的影響。第四章則是分析為朝、寧王女、舜天丸三人的王權繼承問題。最後在第五章的結論整理上述的論點,探討馬琴使用人魚的理由以及琉球的王權繼承問題。
    參考文獻: 本文資料(五十音順)

    【日本語】
    1. 麻生磯次ほか著『西鶴織留』(決定版対訳西鶴全集14、明治書院、1993.05)
    2. 新井白石『新井白石全集3』(國書刋行会、1988.10)
    3. 益軒会編『益軒全集 全八巻之六』(国書刊行会、1973.05)
    4. 岡田諦賢編『聖徳太子伝暦訳解』(哲学書院、1894.07)
    5. 栗原圭介『孝経』(新訳漢文大系35、明治書院、1986.06)
    6. 黒板勝美編『吾妻鏡 後篇』(新訂増補国史大系第三十三巻、吉川弘文館、1933.02)
    7. 黒川道祐『遠碧軒記』(日本随筆大成新装版、吉川弘文館、1993.10)
    8. 小池藤五郎校訂『南総里見八犬伝(九)』(岩波書店、1985.07)
    9. 近藤瓶城ほか編『改定史籍集覧第五冊 通記第26』(近藤出版部、1925年)
    10. 後藤丹治校注『椿説弓張月』上・下(日本古典文学大系、岩波書店、1958-1962)
    11. 相良亨ほか校注『三河物語 葉隠』(日本思想大系26、岩波書店、1974.06)
    12. 坂本太郎校注『日本書紀』上・下(日本古典文学大系、岩波書店、1965-1967)
    13. 山東京傳全集委員会編『山東京傳全集第二巻』(ぺんかり社、1993.05)
    14. 宗田一解説『六物新志・稿/一角纂考・稿』(江戸科学古典叢書32、恒和出版、1980.10)
    15. 谷川健一ほか編『和漢三才図会(一)』(日本庶民生活史料集成 第二十八巻、三一書房、1980.04)
    16. 暉峻康隆ほか校注・訳『井原西鶴集1』(新編日本古典文学大系66、小学館、1996.04)
    17. 永積安明ほか校注『古今著聞集』(日本古典文学大系84、岩波書店、1966.03)
    18. 中村幸彦ほか校訂『甲子夜話2』(東洋文庫314、平凡社、1977.09)
    19. 沼田次郎ほか校注『洋学(上)』(日本思想大系64、岩波書店、1976.11)
    20. 長谷川端校注・訳『太平記1』(新編日本古典文学全集54、小学館、1994.10)
    21. 長谷川端校注・訳『太平記3』(新編日本古典文学全集56、小学館、1997.04)
    22. 伴信友『伴信友全集3』(国書刊行会、1907.10)
    23. 冨士昭雄ほか校注・訳『井原西鶴集4』(新編日本古典文学全集69、小学館、2006.03)
    24. 北京図書館出版社編『国家図書館蔵琉球資料續編』(北京図書館出版社、2002.10)
    25. 三浦理編『骨董集』(有朋堂書店、1915.08)
    26. 源順『倭名類聚抄 和名巻十九』(風間書房、1977.10)
    27. 吉田賢抗『史記一』(新訳漢文大系38、明治書院、1973.02)


    【中国語】
    1. 袁珂校注『山海経校注』(成都 :巴蜀書社、1993.04)
    2. 屈大均『廣東新語注』(廣州:廣東人民出版社、1991.05)
    3. 任昉『述異記』(景印摛藻堂欽定四庫全書薈要v.278、台北:世界書局、1998)
    4. 陳耀文編『天中記』(景印文淵閣四庫全書v.967、台北:臺灣商務印書館、1986)
    5. 南懐仁編『坤輿図説』(景印文淵閣四庫全書v.594、台北:臺灣商務印書館、1986)
    6. 白化文點校『稽神録』(北京:中華書局、1996.11)
    7. 李時珍編『新校注本草綱目』(北京:華夏出版社、2013.01)
    8. 李増杰ほか輯注『兼名苑輯注』(北京:中華書局、2001.05)
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    参考文献(五十音順)

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    4. 大高洋司「『椿説弓張月』の構想と謡曲「海人」」(『近世文藝』79、日本近世文学会、2004.01)
    5. 九頭見和夫『日本の「人魚」像 『日本書紀』からヨーロッパの「人魚」像の受容まで』(和泉書院、2012.03)
    6. 黒田政広「馬琴の「孝―『椿説弓張月(前篇)』の父子像―」」(『くらしき作陽大学・作陽音楽短期大学研究紀要』41(2)、くらしき作陽大学・作陽音楽短期大学、2008.12)
    7. 黒田政広「滝沢馬琴『椿説弓張月』の父子像二(「後篇」を中心に)」(『くらしき作陽大学・作陽音楽短期大学研究紀要』42(2)、くらしき作陽大学・作陽音楽短期大学、2009.12)
    8. 黄智暉「曲亭馬琴における「翻案」と「続編」の問題――『水滸伝』と『水滸後伝』の受容をめぐって」(『アジア遊学』131、勉誠出版、2010.03)
    9. 小島憲之ほか校注・訳『日本書紀2』(新編日本古典文学全集3、小学館、1996.10)
    10. 笹間良彦『ロマンの怪談―海と山の裸女―』(雄山閣、1995.11)
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    13. 徳田武「『椿説弓張月』と『狄青演義』」(『国語と国文学』55(11)、東京大学国語国文学会、1978.11)
    14. 中村幸彦「椿説弓張月の史的の位置」(『文学』36(3)、岩波書店、1968.03)
    15. 中村幸彦ほか編『角川古語大辞典第四巻』(角川書店、1994.10、192頁)
    16. 仲村清司『本音で語る沖縄史』(新潮社、2011.06)
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    18. 日本国語大辞典第二版編集委員会編『日本国語大辞典第二版第五巻』(小学館、2001.05)
    19. 播本眞一「『椿説弓張月』論」(『日本文学研究』46、大東文化大学、2007.02)
    20. 久岡明穂「舜天丸と琉球王位―『椿説弓張月』―試論」(『光華日本文学』7、京都光華女子大学、1999.08)
    21. 久岡明穂「『椿説弓張月』と彦火火出見尊神話―福禄寿仙の<種明かし>の意味―」(『叙説』36、奈良女子大学、2009.03)
    22. 真境名安興『真境名安興全集 第一巻』(琉球新報社、1993.02)
    23. 水野稔ほか編『図説日本の古典19 曲亭馬琴』(集英社、1980.10)
    24. 三宅宏幸「『椿説弓張月』典拠小考」(『同志社国文学』74、同志社大学、2011.03)
    25. 三宅宏幸「『椿説弓張月』と聖徳太子伝承―琉球争乱を中心に―」(『近世文芸』94、日本近世文学会、2011.07)
    26. 宮崎道生『新井白石の研究』(吉川弘文館、1969)
    27. 矢野憲一『鮑』(ものと人間の文化史62、法政大学出版局、1989.06)
    28. 横山学「江戸時代の「琉球」認識―新井白石・白尾国柱・伴信友―」(『南島史学』20、南島史学会、1982.09)
    29. 横山學『琉球国使節渡来の研究』(吉川弘文館、1987.02)

    Web
    東京大学史料編纂所「琉球国中山王尚寧起請文」<https://www.hi.u-tokyo.ac.jp/conference-seminar/science/>(2015.06.07アクセス)
    描述: 碩士
    國立政治大學
    日本語文學系碩士班
    101556003
    資料來源: http://thesis.lib.nccu.edu.tw/record/#G0101556003
    資料類型: thesis
    顯示於類別:[日本語文學系] 學位論文

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